休日のんびりご近所散歩



◇連載第1回「喫茶蔵」の巻◇

 以前から疑問だったのですが、古い喫茶店の看板に「純喫茶」って書いてあるじゃないですか。あれって、どうゆう意味なんでしょうか。もしかして「不純喫茶」っていうのもあったりして(^o^)
 疑問を放置しておくのも不親切ということで、一応調べてみました。
 喫茶店のルーツは、明治時代末期に誕生して、大正時代から昭和初期に流行したカフェーなんだそうです(今のカフェとはだいぶ違うみたい)。
 当時のカフェーは、夜になるとお酒を出す今のバーやクラブのような形態で、女給さんと呼ばれたホステスさんもいたとか。
 そういうお店が当時カフェーだけではなく、喫茶店とも呼ばれていたので、お酒があったり、ホステスさんがいる店を「特殊喫茶店」と呼んで、お酒を置かない本来の喫茶店を「純喫茶」と呼んで区別するようになったそうです。
 ちなみに、落語家の三遊亭円丈さんのサイトに、全国の「純喫茶」を紹介する
「純喫茶を探せ!」というコーナーがあるので、興味のある方はチェックしてみては?
 ところで今回ご紹介する北千住の
「喫茶蔵」も、まさしく昭和の「純喫茶」というレトロな雰囲気。聞けば、昭和63(1988)年に質屋の蔵を改造してオープンしたのだとか。スタッフは全員女性で、アットホームな雰囲気。おしるこ、ワッフル等の甘味や、焼きそば、ホットサンドといったフードメニューも充実。
 ただし、雑然とした住宅街の、非常にわかりにくい場所にあるので、電話して道案内してもらうのが無難ですが、そんなお店を自分の足で探してみるのも「下町散歩」の醍醐味ではあります。(毎月連載)
←写真は2009年撮影・モデル:
柑谷あゆみさん
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